言の葉

コト-モノ 語り

コトとモノの、その間

なんのために『勉強』をするのか。

小・中・高

それぞれの段階で、お国が決めた内容を、学ぶ。

 

決められた、クラスで。

決められた、先生で。

決められた、席で。

 

なんのために?

勉強をすると、なにが得られるの?

 

受験のためでは、虚しい。

その場しのぎでは、空っぽだ。

 

例えばそこに、

 『水』があって。

 

そこに、なにを、想うのか。

 

それこそが、勉強を、

自分の『モノ』と自分の『コト』

にした証拠だと、思う。

 

生物学や栄養学からの、『水』

人体の6〜7割が水。1日に2ℓ位の水分が出ていくから、1日に1.5ℓの水と食事から0.5ℓ分を摂ることが必要。

 

社会学からの、『水』

水のないところに文明は発達しない。水を通し、ライフラインの確保が、社会を築くために、非常時に備えるために、必要。

 

古典学からの、『水』

鴨長明の「方丈記」、太公望の「覆水盆に返らず」、などなど。

 

哲学からの、『水』

人類最初の哲学者であるタレス。「万物の源は『水』である。

 

勉強すれば、なにかを発見できる。

勉強すれば、いろんな見方で世界を見れる。

 

視点を、多く。

視野を、広く。

視座を、高く。

 

それをするためには、勉強が、必要。

 

トキに、

趣味や大学では、「自分の知りたいコトやモノ」が中心。

対して、

小・中・高では、「生きてく中で大切だよっていうコトやモノ」がほとんど。

 

「自分の知りたいコトやモノ」

「生きてく中で大切だよってコトやモノ」

 

どっちも、大切なんだと思う。

当時はよくわからなかったけれど、今はそう思う。

 

大切なコトやモノって、そのトキはわからない。

失ったトキ、

改まったトキ、

はじめてわかる。

わかったトキには、遅かったりする。

 

だから、大切なんだと思うよ。

 

『勉強』するって、さ、。

 

それが、『魅力』に、なるから。